刺される前に、考える
- Jamie Lane
- Jul 1
- 1 min read
こんにちは。モスブロッカー技術顧問のジェイムス・マイケルです。
防除の現場で大切なのは、「刺されたあとに対処する」のではなく、「刺される前に考える」ことです。一度蚊が大量に発生してしまえば、そこから被害をゼロに戻すには時間も労力もかかります。
私たちの仕事は、虫が出たら駆除することではありません。虫が出ないように、あらかじめ環境を整えることです。そのために私は、1日に何件もの現場を回り、植栽の管理状況や水たまりの有無、風通しの悪い場所などを細かく確認しています。
たとえば最近では、都内の大型商業施設の屋上庭園で防除を行いました。表面上はきれいに整備されていましたが、点検口の裏に常に湿った状態が続くスペースがあり、そこがボウフラの温床になっていました。
“隠れているところを見つける”のが、私たちの仕事。それができてはじめて、「刺される前に守る」という言葉が現実になります。
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