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🧪 「虫除けスプレーってどう作られてるの?」

  • 高橋 真由
  • Aug 3
  • 2 min read
虫除けスプレーの作り方や注意点を解説する薬剤開発担当者のイメージイラスト。フラスコと虫のアイコン付き。

こんにちは、モスブロッカー薬剤開発担当の高橋です。今回は、「虫除けスプレーってどうやって作られているの?」という質問にお答えします✨日常的に使うあのスプレー、実はけっこう奥深いんです。

の基本構成🧪

虫除けスプレーの中身は、大きく3つの要素でできています。

  1. 有効成分(忌避剤) → 蚊や虫を寄せつけないための「主役」。DEETやイカリジン、天然精油などが使われます。

  2. 基剤(溶剤) → 有効成分を溶かしたり広げたりするためのベース。アルコールや水、グリセリンなどが代表です。

  3. 添加物(安定剤・香料など) → 肌触りをよくしたり、成分の安定性を保つための成分です。使用感や香りに大きく関わります。

■ 開発で大切にしていること🧫💡

モスブロッカーでは、以下の3点をとくに重視して処方を設計しています。

  • 肌へのやさしさ:赤ちゃんや敏感肌の方も使えるように

  • 長時間の効果持続:短時間で切れないように、成分のバランスを調整

  • 香りの快適さ:虫が嫌っても、人には心地よい香りを

「強ければいい」というものではなく、“安全性”と“使いやすさ”のバランスがとても重要なんです。

■ 実験室では何をしてるの?🔬

私は普段、試作品の配合や成分の濃度を少しずつ変えながら、効果や安定性、香りの変化をチェックしています。スプレーは気温や湿度によっても変わるため、季節ごとの使い心地テストも欠かせません🌡️

最近では、エタノールを使わない処方アロマ効果をプラスした虫除けの開発にも取り組んでいます🍋🌸

■ 最後に📝

虫除けスプレーは、ただの液体じゃありません。成分のバランス、肌との相性、香り、使いやすさ…すべてが計算された「小さな科学」です。

皆さんにとって「毎日安心して使える一本」を届けるために、私たち薬剤開発チームはこれからも改良を重ねていきます💪✨

それでは、また研究室からお届けします!🧴🔬

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