【研究ノート】蚊が嫌う化学成分って?
- 高橋 真由
- Aug 3
- 2 min read
Updated: Aug 3

こんにちは、モスブロッカー薬剤開発担当の高橋です。
「蚊が嫌う化学成分」について、開発現場の視点から少しお話ししたいと思います。🧪 ■ なぜ“蚊が嫌う”成分が必要なのか?🤔
蚊を「駆除する」だけでなく、「寄せつけない」ことも、私たちの重要なミッションです🎯特に近年では、赤ちゃん👶やペット🐶と暮らすご家庭、高齢者👵👴の方など、“優しい”防除方法を求める声が多くなっています。
そこで注目されるのが、「忌避剤(きひざい)」と呼ばれる、蚊が嫌って近づかないようにする成分たちです🧴✨ ■ 代表的な“蚊が嫌う”化学成分📚
ここでは、実際に私たちの研究でも使用されている、あるいは検討されている成分をいくつかご紹介します🔍
1. ディート(DEET)🧪
長年使われている代表的な忌避成分。
効果は高いが、使用には注意が必要⚠️ 肌が弱い方や小さなお子さんには向かない場合も。
2. イカリジン(Picaridin)🧴
DEETの代替として注目されている成分。
無臭で肌に優しく、赤ちゃんにも使える処方が可能👶💚
3. シトロネラ(Citronella)🌿
植物由来でナチュラル志向の方に人気✨
レモングラスに似た香りが特徴。効果の持続時間はやや短め⏳
4. ユーカリ油(レモンユーカリ精油)🍋🌱
天然由来成分で、特にアメリカなどでは高い忌避効果が報告されています🇺🇸
清涼感のある香りで、スプレーやディフューザーにも使用されています💨
5. ゼラニウム精油🌺
バラのような甘い香りですが、蚊は苦手😖
精油としてスキンケア商品にも使われるため、肌にも比較的優しい💆♀️
■ モスブロッカーでの活用🔬
私たちは現在、これらの成分をベースにしつつ、より長時間持続し🕒、肌に優しく🫶、環境にも配慮した🌏処方の開発を進めています。個人的には、イカリジンと天然精油のハイブリッド型が今後の主流になるのではと考えています✨
■ 最後に📝
「蚊が嫌う成分」と一口に言っても、それぞれにメリット・デメリットがあります⚖️大切なのは、使う人の環境やライフスタイルに合った選択肢を持つこと。
私たち薬剤開発チームは、皆さまの安心・安全な暮らし🏡のために、今日も研究を続けています💪🧪
それでは、また研究室からお届けします🧫🔍!
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